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引き継ぎのやり方

引き継ぎの意味と使い方。「引継ぎ」「引き継ぎ」「引継」の送り仮名の書き分けと、関係する言葉

「引き継ぎ」は、仕事の場面でよく使う言葉です。ただ、英語でどう言うか、「引継ぎ」と「引き継ぎ」のどちらで書けばいいかは、迷う方も多い言葉です。この記事では、引き継ぎの意味と英語での言い方、送り仮名の書き分けをまとめます。

引き継ぎの意味

引き継ぎは、前の人がしていた仕事や役目、持っていたものを受け継ぐこと、またはそれを次の人に渡すことです。仕事の場面では、担当者が替わるときに、業務の内容ややり方を後任の方に渡すことを指します。

場面 使い方の例
退職・異動 退職日までに、後任の方への引き継ぎを終える
産休・育休 休業の間の業務を、同じ部署の方に引き継ぐ
交代勤務 夜勤から日勤への引き継ぎで、患者さんの様子を伝える
案件・取引先 営業担当が替わり、取引先との案件を引き継ぐ

動詞は「引き継ぐ」です。渡す側から見ると「(後任に)引き継ぐ」、受け取る側から見ると「(前任から)引き継ぐ」と、どちらの立場でも使えます。

引き継ぎの英語

英語では、場面によって言い方が変わります。

日本語 英語 使う場面
引き継ぎ handover 業務や担当を渡すこと全般。イギリス英語でよく使う
引き継ぎ handoff アメリカ英語で、作業や担当を渡すこと
引き継ぎ(期間) transition 担当が替わる期間の移行
引き継ぐ take over 受け取る側から。I'll take over the project.
引き継ぐ hand over 渡す側から。I'll hand over my tasks to Sato.
引き継ぎ書 handover document / handover notes 引き継ぎの内容をまとめた文書
引き継ぎ資料 handover materials 引き継ぎ書やマニュアルなどの一式

名詞のhandoverは1語、動詞のhand overは2語で書きます。場面別の例文、社内・取引先への英文メールのテンプレート、英語の引き継ぎ書の項目は、引き継ぎの英語(handover)と例文にまとめています。

「引継ぎ」「引き継ぎ」どちらが正しいか

どちらも使われていて、どちらも間違いではありません。

送り仮名のよりどころとして内閣告示の「送り仮名の付け方」があります。複合語は、もとの語の送り仮名のとおりに送るのが基本で(「引き継ぎ」)、読み間違えるおそれのない場合は送り仮名を省くこともできる(「引継ぎ」)とされています。

書き方 よく見かける場面
引き継ぎ 新聞、雑誌、一般の文章。検索でも多く使われている書き方
引継ぎ 社内規程、公的な文書、会社名・サービス名
引継 表や見出しなどで短く書くとき(「引継書」「事務引継」)

迷ったときは、社内の文書の書き方に合わせます。一般向けの文章なら「引き継ぎ」が読みやすく、規程や様式の名前では「引継ぎ」「引継書」がよく使われます。1つの文書の中では、どちらかにそろえます。

引き継ぎに関係する言葉

言葉 意味
引き継ぎ書(引継書) 業務の内容、判断の基準、関係者などをまとめて後任の方に渡す文書。書き方は引き継ぎ書の書き方
引き継ぎ資料 引き継ぎ書に、手順書や画面の録画などを加えた一式。作り方は引き継ぎ資料の作り方
引き継ぎ期間 引き継ぎにかけられる期間。最終出社日までで考える
前任・後任 前に担当していた人と、次に担当する人
属人化 業務のやり方が特定の人にしかわからない状態。引き継ぎで困る原因になる
二重引継ぎ 後任が決まるまで仮の担当を挟み、引き継ぎが2回起きること。くわしくは二重引継ぎとは
引継ぎ代行 社員が辞める・休むときに、会社に代わって業務の引継ぎを受け、後任の方が決まるまで業務を回すサービス。くわしくは引継ぎ代行とは

業務の引き継ぎを進めるには

言葉の意味がわかったら、実際の進め方は業務の引き継ぎガイドにまとめています。何を渡すか、7つの流れ、期間の目安、作る資料まで、ひとつのページで確認できます。引き継ぎ書や計画書の無料テンプレートも、登録なしでダウンロードできます。

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